AKB48グループ楽曲・MVレビュー

作詞作曲もするただのAKBマニアの「えるがー」が、AKB48グループの楽曲やMVをレビューしています(全曲したい!)

乃木坂46 / 逃げ水 / 楽曲・MVレビュー

爽やかなのかなんなのか

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秋元康(作詞) 谷村庸平(作曲)山岸聖太(MV監督)

★★★★★★★★☆☆ (rating 8/10)

楽曲の編曲においては何を目的にするのか、が大事だろうと思うし、歌詞などに込められた思いに対しての整合性が求められるので楽曲制作においては最も難しい作業だ。

アイドルの曲ではクオリティの高い編曲なんてものは9割無視をされてしまう。

現代で圧倒的に大事なのは映像と合わせた時の違和感の無い編曲だろうと思う。

和風なのか洋風なのかなんなのか

さて、映像やドラマ仕立ての冒頭(AKBグループではドラマ仕立てにしなければいけないけど)や美しいタイトル「 逃・げ・水 」から察するに、和をテーマにしていると思・・・

ったのはほんの最初だけだった。
私の丸い食卓では、白米を食べ、味噌汁をすすって、焼き魚に添えられる大根をおろした様な塊に醤油をかけて1:40秒くらい経った気がするが、1:45からの圧倒的に高カロリーパヒュームがはじまるからお楽しみだ!!
日本の美しさを期待した方が負けなのである。
しかも無表情な映像の人形たちとも整合性の無い高カロリー。
私はこれからどこへ向かうのか、着地点はどこなのか。
楽曲の構成自体はシンプルで出発点~終着点まで線で繋がっているが、不安になる編曲だ。
ところどころのスタッカートなピアノ音がたぶん「ミラージュ?」なのかと思うけども、私の中のミラージュはRPGでの魔法使いで150歳以上で目がふさふさ眉毛で見えないイメージ何の話

踊り・・・?

一応私、まだ和食食べている設定ですが、現在は色あせた黄色の漬物を食べてますのでよろしくお願いします。

さて、謎に満ち溢れたMVは進み、3:05一体何がはじまるのか?もはや謎がコンセプトなのだろうか。ミラージュなのだからそれでええやん、って声が関西から聞こえてきそうですけど、音と映像の整合性にはうるさいのだ。
あああ、そういえば3期生のダブルセンターで話題になった曲であることを忘れていたけど何もコメントしない。

さきほど敢えて逃・げ・水と書いたのは、はんなーりして欲しかったためなのだけど、ドビュッシー挿入(?)の時が止まった感をイメージして書いたのです。

楽曲としてのレベルは最高

なんだかすぐ批判的になるのだけど、本当は好きなんです(最初からそう言えよ)

メロディーや鍵盤の挿入のタイミングの良さ、サビの落ち着いたアウフタクトも上品だと思う。
乃木坂46の核となる入り口ピアノも相変わらず清楚感は出しているし嫌味もなく、またダイナミックさを抑えたメジャーコードが響き続けて転調もほぼ無いので、落ち着いて聞ける楽曲だろう。
カラオケで21時くらいに24歳OLの方に歌って欲しい楽曲だ。
映像は別世界、別世界。そうだ、可愛ければいいのです。